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今はとても健康に気をつけているし、薬と病院には縁がないなぁ

という人でも、小さい頃には風邪を引いたりして飲んだことがあるんじゃないかと思います。

ですが、今自分には縁がなくても自分の周りの人で病院に通って薬をもらっている人はいるんじゃないでしょうか?

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職場の同僚、上司、自分の両親、配偶者の両親etc...薬を飲んでいる人は案外多かったりするものです。

飲む薬の数が少なかったり、短期間だけ飲めばいい薬だと負担は少ないかもしれませんが、「1日4回朝昼晩寝る前に薬を飲んでいます」、「1日1回だけ薬を飲むけど1回に10錠も飲まないといけない。。」なんて人もいるんじゃないかと思います。

お年寄りが食事のあとに薬を飲む習慣を身につけるのも難しいし、仕事をしている世代の人も仕事の合間に何種類も薬を飲むのは大変なんじゃあないかと思います。

薬を飲む上で大切なのは薬を飲む目的(自分がなんの病気でなぜその薬を飲まないといけないのか?)をしっかり理解することと、継続して服用することです。

薬を飲む目的を理解することが重要なんて、別に飲めば効果が出るんだからそれでいいんじゃあないの?と、思うかもしれません。自分も学生のときはそう思っていました。

しかし、目的を意識することで薬がちゃんと作用したり薬の飲み忘れが激減したりします。

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新薬が世の中に出回るときに色々な試験をするのですが、そのときに既存薬やプラセボ(偽薬)と新薬をランダムに飲んでもらって効果を確認するのですが、プラセボでも一定の人数の人が「効果があった」なんて回答したり数値的に効果があるような結果が出たりします。

このように人は意識するだけで効果や成果が変わってきたりします。なので服用の目的や効果を理解して飲むことが必要になってきます。

継続して服用することも、服用の目的や効果を理解することによって飲み忘れが減り、結果的に体調が安定するきっかけになります。

昔は患者のコンプライアンスの向上という目標が掲げられていましたが、服用の目的や効果を理解してもらうことに重きをおいてアドヒアランスの向上というのが掲げられています。

アドヒアランスがいくら向上したとしても1日4回も薬を飲まないといけない、1回に10錠飲まないといけない、なんてことがあると飲み忘れも多くなり飲み間違えも増え、継続して服用することも難しくなります。

ここで薬剤師の登場です。

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沢山の薬をイイ感じにまとめることが出来る「一包化」という技があります。

お年寄りの中には「頭の体操のためにも、この沢山の薬をしっかり区別して飲むように頑張る」なんて人もいますが、それもいいですけど飲み間違えを減らすためにもこの「一包化」を活用してもらうのがおすすめです。

一包化とは用法(朝食後、夕食後など)ごとに飲む薬を袋にまとめることです。

一包化にも種類があって、朝食後の薬だけを35日分、夕食後の薬だけ35日分まとめるなんてことも出来るし、朝食後の薬と夕食後の薬の2袋1組を35日分作るなんてことも出来ます。

薬局によっては「うちではそれは出来ないなんて」言われるかもしれませんが、薬をしっかり管理して継続して服用することが第一なのでしっかりお願いするとやってくれるはずです。

正しく継続して薬を飲むのに一包化という技を必要に応じて使ってほしいですが、薬の作用や気になることがあれば気軽に薬剤師に聞いてもらって、アドヒアランスも向上してほしいです。

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