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貼り薬は貼ったところにしか効かないって思っていませんか?

貼り薬といっても痛み止めの湿布じゃあありません。

お子さんが居る家庭では風邪を引いたりすると病院に行って色んな薬を処方してもらうんじゃあないでしょうか。そのとき、ホクナリンテープとかツロブテロールテープとかもらわなかったでしょうか?

あの薬は痛み止めの湿布とは違って全身に作用します。[temp id=2]

例えば、ホクナリンテープは呼吸を楽にしたり咳を止めたりする作用があります。この薬は喉とかに関係する薬なので喉の近いところに貼らないと効かないんじゃあないか、といえば、そういうわけではありません。

簡単に言えば、貼り薬を貼って薬の成分が血液に乗って全身に行き渡り結果的に呼吸を楽にしたりします。

小さいお子さんなんかは手の届くところにシールが貼っていれば剥がしちゃうこともあるかもしれませんが、これをわかっていれば手の届かない背中とかに貼ることも出来るので安心ですよね。

これと同じで心臓の薬や認知症の薬、排尿障害に関する薬でも貼り薬はあります。こういうのは錠剤やカプセルを嚥下しにくいお年寄りでも使えるので便利ですよね。

また、錠剤は一般的に腸で吸収され血液に乗って全身に作用するので、痛み止めのロキソニンなんかは頭痛にも効くし腰痛にも効くし歯痛にも効きます。

私が休日に対応したおじいちゃんは頭痛があるので薬がほしいと尋ねてきましたが、その時手に持っていたのは、なんと塗り薬でした。

「おじいちゃん、塗り薬じゃあ頭痛は治らんよ。頭痛だったらこの飲み薬が良く効いてくれると思うよ」と飲み薬を渡すと、

「あんな、飲み薬じゃあ頭痛は治らんよ。普通はそう。これを頭に塗ったら頭痛が治るんよ。飲み薬で頭痛が治るっていうのは普通はありえんのんよ」

と言って塗り薬を買っていきました。。[temp id=2]

可能性としては頭をぶつけてその痛みを取る、というのも考えられましたが、話している限りそういうことはなさそうでしたね。。

貼り薬だから貼ったところ所しか効かないというわけでもないし、飲み薬だから局所には効かないというわけでもありません。

体調が悪いけど病院に行くほどでもない、いく時間もない、なんてときは薬剤師の居るドラッグストアに行ってみてください。

あなたにあった市販薬を勧めてくれるかもしれませんし、体調次第では受診を勧めてくるかもしれません。

気になることは近くの薬剤師を頼ってみてください。

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