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「この薬は体に毒だから飲まないほうがいい!」「医師が飲まない薬はこれだ」なんて言葉を週刊誌で見たことありませんか?

私は患者さんから、こんな記事を見たのだけれど私が飲んでいる薬も入っている。本当なの?とよく聞かれます。

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薬はそもそも治療域と中毒域というのがあり、中毒域になるよう飲めば毒になります。

それに人それぞれ薬との相性もあるので、Aさんに効いたからといってBさんにも効くという確証はありませんし、同じ量飲んだのにAさんは体調が良くなりBさんは体調が悪くなったなんてこともあります。

こんな記事を読んで怖くなって薬を飲むのをやめていた、という患者さんをたまに見かけるのですが、必要な薬を途中でやめた結果体調が悪化して薬の種類が増えるなんてこともあります。

基本的には週刊誌の情報を鵜呑みにしたり信じるのはオススメ出来ないなーと思います。

医師が飲まない薬、これに関してよく言われるのがジェネリック医薬品ですよね。

ジェネリック医薬品とは、特許の切れた先発医薬品を色んなメーカーが安く提供しているものです。

安いから粗悪なものなのか?というと、それは違います。

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日本にある医療用医薬品、処方箋医薬品というのは国、厚生労働省が試験をし許可がおりているものを言います。

どんな試験かというと、ザックリ言えば「先発医薬品と同じ効果で同じ品質か?」というようなことです。

例えば同じ成分を同じ量含んだ錠剤を作っても、体の中での効果が先発のものと違えば医薬品としての許可がおりないのです。

また、ジェネリック医薬品の中には製造工程、添加物などが先発と全く同じ、「オーソライズドジェネリック(通称AG)」というものあります。

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これは普通のジェネリック医薬品より少し高いのですが、添加物の違いなのでアレルギーが出た方にも安心なジェネリックです。

ジェネリックはダメだ!と言っているお医者さんがいるのは事実で、ジェネリックに変えた途端体調が悪くなった!という人がいるのも事実です。

ただ、そこに全てフォーカスして全医者がジェネリックを推奨していない!とか、ジェネリックは粗悪品だ!ということはないと思います。

後者に至っては、体質や相性もあるのでジェネリックは悪と一纏めにするのは間違っているんじゃあないかと思います。

週刊誌に書いてある薬に関することを少し書いてみましたが、週刊誌以外でも薬に関することは色んな所で悪く言われていることがあります。

それが本当かウソかを見分けるのは難しいことだと思います。

気になることがあれば最寄りの薬局・病院薬剤師に尋ねてみてください。薬剤師も万能ではないのでそのときは知らなくても調べて教えてくれると思います。

薬のことでわからないことは薬剤師を頼ってみてください。

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