島での話2
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もう10月も終わるかというのに台風が来ていますね。

学生は台風が来ると学校が休みになるかもしれないので嬉しいんじゃあないでしょうか?

でも社会人は簡単に仕事を休むことは出来ません。

都会でも電車やバスなど公共交通機関が動かなくなってしまったらアウトですよね。。

私もこと天気に関しては通勤に直結するので毎回しっかり確認しています。

なんせ、橋や船が止まってしまったら職場や患者さんのところに行けなくなりますからね。

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Contents

島への通勤は天気に左右される

台風のときは雨による土砂崩れと風による橋の通行止め、船の欠航の可能性があり、

雪のときも橋の通行止めの可能性があります。

いくら好きで離島に通っているとはいえ、悪天候のときだけは出勤するのが憂鬱になってしまいます。。。

そもそも島に渡れないなんてこともザラにあるので、

台風のときなんかは予め近くのホテルに泊まったりして出勤出来るようにしています。

6時に出勤して、働いたは良いものの橋が通行止めのままで帰れないかも、、っていうこともありました笑

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なぜ休めないのか

一般の会社員でも簡単に仕事を休むことは出来ないですが、医療従事者はもっと休むことが出来ませんよね!

ドクターが休むと診療が出来ないし、看護師さんが休むと処置も出来ないし、

薬剤師が休むと投薬が出来なくなるからです👎

門前の病院ではいつ病院や薬局がストップするかわからないから2週間程度の残薬は持っておくように言っているんですが、

一部の頑固なジジババは聞き入れてくれないのが厄介なところです(^_^;)

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在宅と悪天候

患者さんの中には医者が病院に来れないのはおかしい、というか病院の近くに住んでいるものと思っている人が案外いて、

今年の夏に橋が止まった日がたまたま往診に行く日で、

「往診に来れないなんておかしいじゃないか!」

と怒っていた患者さんがいたんで、必死になだめたのを覚えています笑

その日は雨だけだったので島に渡ってしまえばどうにかなったんですが、

隣の島に船で渡る往診もあると台風の日なんかは、もうどうしたって無理って話です❌

医療を止めないために

これはもう天気予報をよく見るとかしないと無理なんですよね。。

私の職場では悪天候の際に泊まった宿泊代は会社負担になるんですが、

当然宿泊代なんか出さないって会社もあります。

島から本州に通っている方も多くいて、宿泊代は出せないけど宿泊してでも出勤しろって病院もあるとかないとか。

島だけじゃなく遠方から医療従事者が通っている地域なんかは、

医療従事者割とか悪天候災害時だけは無料で泊まれる施設や設備があると

就職へのハードルも下がり、医療も滞らないんじゃあないかと思います🏨

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医療はインフラ

一般の患者さんや隣島の患者さんの薬が滞るのもダメですが、

門前の総合病院では人工透析もやっているので医療が止まると死活問題ですね。

透析患者は通常週3回の透析が必要です。

患者さんも病院に行くことが出来なければ元も子もないんですが、

職員が来れないと透析が出来ないので老廃物が身体に溜まって、下手したら死んでしまいます。

田舎は医療に関しても不便なことが多いですが、徐々にでも良くなっていけばいいですね!

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