【特例承認!】世界初新型コロナウイルス治療薬「ラゲブリオカプセル200mg」について解説!
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2021年12月24日に新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「ラゲブリオ」が承認されました。

現在は一部の病院や薬局でしか取り扱いができない薬ですが、

私の薬局では取り扱いが出来るのでどういう人に薬が処方されるのか、注意するべきことなど調べてみました。

投薬後の服薬フォロー」に関する記事や「吸入薬指導加算」の記事などもあるので是非読んでみてください。

抗原検査に関する記事はこちら

今回の記事はMSD株式会社のホームページ「MSDConnect」内にある資料をもとに作成しています。

nosh-ナッシュ

ラゲブリオとは

ラゲブリオという名前は販売名で、成分名はモルヌピラビルという名前です。

新型コロナウイルス、正式名称:SARS-CoV-2による感染症の治療薬で、

昨年12月24日に日本国政府が特例承認した初の経口治療薬です。

2020年初頭から新型コロナウイルスが猛威をふるい始めて

丸2年コロナ禍での生活が続いていましたが、ワクチンの普及と経口治療薬の発売で

ようやく終わりが見えてきたんじゃあないでしょうか?

ちなみにCOVID-19という名前も聞きますが、これは病気の名前です。

SARS-CoV-2というウイルスに感染してCOVID-19という病気になった、という感じです。

HIVウイルスに感染してAIDSという病気になった、というのと同じ感じですね。

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薬の飲み方や特徴など

SARS-CoV-2による感染症治療薬「ラゲブリオ」はカプセル剤で、

1カプセルに200mgの成分が配合されています。

カプセルの大きさは0号カプセル、今あるカプセルの中で3番めの大きさです。

長径21.7mm、短径7.64mm、タフマック配合カプセルと同じ大きさなので

結構飲みにくいかも知れません。。

特徴としては1日2回、1回800mg服用を5日間継続という点です。

1回800mgなので4カプセルの服用です。

大きいカプセルを4つ服用は多すぎる(^_^;)というのが第一印象ですね笑

また1日2回服用なので、おそらく朝夕食後に服用すると思います。

対面での投薬か在宅に配達した後服薬指導という形になると思います。

投与実績が少ない薬なので普通の抗生物質や帯状疱疹の薬と違って

「なるべく早く飲んでください」

なんて指導はできそうにないですね。

他にも脱カプセルや簡易懸濁に関しても実績が無いため

「そのまま飲んでください」という指導しかできそうにないですね。

また、副作用が出たときはすぐに処方医や薬剤師に相談して

自己判断で服用を中止しないようにする必要があります!

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どの薬局でももらえるわけじゃない

ラゲブリオは全ての病院・薬局でもらえるわけじゃあありません。

現在は一部の流通を許可された病院・薬局でしか取り扱うことができません。

理由としては安定供給が難しいからです。

特例承認されて間もない薬で、全ての病院・薬局で取り扱うと

供給が追いつかなくなるんじゃあないでしょうか?

また承認を受けたばかりの薬で薬の副作用の情報が不十分です。

投与した後に起きた重大な副作用はMSDに報告することが義務付けられていますが、

全国の病院薬局で投薬が出来るとなると管理が大変そうですね。。

それと、現在ラゲブリオが患者さんの手元に渡った段階でMSD株式会社の「ラゲブリオ登録センター」

というところに投与実績登録を行い、MSD株式会社は厚生労働省に報告するという流れができています。

この流れを全病院・全薬局が今行うとMSDも厚生労働省もパンクしそうですね笑

ある程度落ち着けばもっと取り扱える病院・薬局が増えてくるんでしょうね。

nosh-ナッシュ

処方される人は重症化リスクの高い人

新型コロナウイルスに感染した人全てがこの薬を服用出来るわけじゃあありません。

最終的には診察した医師が判断するのですが、18歳以上

  • 61歳以上
  • 活動性の癌
  • 慢性呼吸器疾患
  • 糖尿病
  • BMI30以上の肥満
  • 慢性腎臓病
  • 重篤な心疾患

などを抱えている人はそういう判断を受けやすいんじゃあないでしょうか?

重症化リスク因子(P3)という基準は他にもたくさんあるので、上であげた人以外でも処方されることはあります。

重症化を防ぐことが医療崩壊を防ぐ1つなので、全ての人に!というはまだまだ難しいですね。

妊婦さんにはNG

ラゲブリオは妊婦さん、妊娠の可能性がある女性には投与できません。

理由は胎児毒性、催奇形性の危険性があるからです。

これは添付文書にも記載されていることですが、

動物実験の結果発育遅延や胎児の死亡があったと報告されています。

また授乳中のお母さんも服用後は授乳の中止を検討するよう記載されています。

同じ胎児毒性、催奇形性の危険の理由からラゲブリオの投与中、投与後一定期間は

適切な避妊・性交渉を行わないなど妊娠しないようされています。

nosh-ナッシュ

最後に

まだまだわからないことが多い新薬です。

薬を処方する医師や投薬する薬剤師も右も左もわからない状態ですが、

2年続くコロナ禍がこの薬によって少しでも早く収束すればいいですね!

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