患者さんは薬のプロ
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一般的に薬剤師は薬のプロだと思いますが、私は患者さんは患者さんで薬のプロだと思います。

出された薬をとにかく飲むだけ、というような一部のお年寄りを除き、ですが。

これは先日患者さんと話していた時の話です。

使い方の違う薬が2種類出ていた方で「症状は良くなったか?」「うまく使えたか?」

など話していました。

ちなみに出ていた薬は「ドボベットフォーム」と「ヘパリン類似物質泡状スプレー」です。

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ドボベットとヘパリン類似物質の違い

ドボベットフォームは乾癬という、赤く炎症を起こした皮膚がカサブタのようになりフケのように落ちたりする病気を治す薬で、

ヘパリン類似物質はヒルドイドのジェネリックにあたる泡状の保湿剤です。

この2つの薬の使い方の違いはというと、

ドボベットフォームヘパリン類似物質
振る振らない
真横以外なら何でもOK逆さにしない
3cm以上離して使う直接手・患部に塗布
顔には使わない
使用後はよく手を洗う
 
ドボベットとヘパ泡の違い

こんな感じだと思います。

同じ「泡状」の薬なんですけど保湿剤治療薬(どっちも治療薬なんですが。。。)で

使い方が大きく違います。

それにどちらも初めての薬だったので、最初に説明したときは正しく使えるかとても不安そうでした。

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毎日使うか、週イチしか説明しないか

しかし1週間後の先日、薬が無くなったので追加を貰いに来た患者さんはしっかり使えていたようで、

「振って使う薬は使った後ちゃんと手を洗うこともしている」

とか

「保湿剤の方は逆さにせずに手にとって使っている」

などしっかり使い分けている様子でした。

ドボベットフォーム自体患者さんに渡すのは初めてで指導の仕方もふわふわした状態でしたが、

患者さんのほうがしっかり使い方を覚えていてとても驚きました。

毎日使う人と週1回しか説明しない人とでは、こうも変わるのか!と思い知らされました。

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患者が薬のプロフェッショナルになる必要性

毎日薬を患者さんに説明して渡しているとはいえ、薬の分野や出る薬には偏りがあるので

どうしても説明が覚束ないことや手間取ることが出てしまいます。

ですが患者さんは毎日その薬を使うわけですから、その薬に関してはプロフェッショナルになれます。

例えば、毎日同じ薬の効き目や副作用などが書いてある紙を読んでいれば

この症状は副作用のところに書いてあった。だから病院に連絡してみよう

と自分の異変にすぐに察知して行動することが出来るかもしれません。

薬剤師も、添付文書やインタビューフォームと呼ばれる「薬の説明書」などを読んで

「トイレが近くなりやすくなるから水分を取るように」

など副作用に関する事を伝えるようにしていますが、

それは「よくある副作用の一つ」であって違う副作用が出ることもあります。

それに気付くことが出来るのは飲んでいる患者さん本人しかいません。

患者が気付けるかどうか

吸入薬、点鼻薬などの特殊な使い方をする薬なんかは指導せんと呼ばれる

使い方のしおりをもらうと思います。

これには副作用の情報も載っており「〇〇の症状が続く場合は医師・薬剤師に連絡してください

と書いてあることがあります。放置しておくとヤバイ、という症状ですね。

こういうのも薬剤師と話しているときは分かっていても時間が経つと忘れてしまいます

なので、使うときに毎回読んでおけば異変に気付けるかもしれません。

「気になることがあれば薬剤師に相談してください」

と言っていますが、そもそも気付けなければ何も出来ないわけです

なので、気付くためにも自分が飲んでいる薬だけでも

プロフェッショナルになるのは良いんじゃあないでしょうか?

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